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タバコの害について
タバコの煙には有害物質がたくさん含まれています。主にタール、ニコチン、一酸化炭素があります。
タールは、がんの発生を促進する発がん物質を多く含んでいます。
ニコチンは、血管の収縮、血流の悪化、依存性があります。
一酸化炭素は、体内の血中ヘモグロビンと結合して酸素の運搬を妨害するので、血液が酸欠状態になり心臓に大きな負担をかけることになります。
タバコの煙には喫煙する本人が直接吸い込む煙(主流煙)と火についた先端部分から立ち上がる煙(副流煙)があります。
主流煙と比べると副流煙の有害物質の量は、ニコチンは2.8倍、タールは3.4倍、一酸化炭素は4.7倍にもなります。
タバコは喫煙する本人だけではなく、喫煙しない周りの人にも健康被害を引き起こします。
・肺がん
・心筋梗塞
・気管支や肺の炎症、喘息
・妊娠中の方は流産や早産、胎児の発達障害
このようにさまざまな病気のリスクが高まります。
タバコの煙は、喫煙する人の衣類や髪の毛、部屋のカーテンやカーペットなどに付着して残留します。
その物質は空気中の物質と反応することで発がん性物質が増加します。そのため、健康被害がより大きいと言われています。
これは、換気や消臭剤では取り除くことはできません。
タバコは吸っている時だけではなく、吸った後の吐く息にも有害物質が排出されます。
周りへの影響がなくなるまでには45分くらいかかると言われています。
このようにタバコは私たちに害をもたらします。
習慣的に喫煙する方の割合は年々低下してきていますが、自分や大切な家族・友人の健康を守るために、タバコのない生活環境を目指していきましょう。
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