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ジェネリック医薬品について
CM等で耳にする“ジェネリック”って言葉。何となく分かるけど詳しくは…
って方が多いのでは?今回はジェネリック医薬品について説明します。
国の許可を得て、製造販売される新薬(先発医薬品)の特許が切れた後に発売されるお薬のことです。
後発医薬品とも言われます。新薬とほとんど同じ有効成分・効果のあるお薬です。
新薬(先発医薬品)は開発に9~17年ほどの長い研究期間を費やし、有効性や安全性の確認のため、再審査期6~10年が設けられています。結果、新薬が発売されるまでに長い時間と費用がかけられています。
それに対し、ジェネリック医薬品(後発医薬品)は新薬として認められた医薬品を基に別の会社が作った医薬品です。すでに有効成分も安全性も分かっており、研究期間・開発費も抑えられている為、低価格なのです。
先発メーカーから正式に製造許可を受けていて、先発医薬品と全く同じ成分であるのはもちろん、原薬や添加物・製造方法まで同じジェネリック医薬品のことをオーソライズドジェネリック(Authorized Generic)と言います。ジェネリックに不安がある方はそちらから服用してみるのもいいですね。
ジェネリック医薬品は医療費を抑えられるだけでなく、先発品よりも味やお薬の形が工夫されていて飲みやすくなっている場合もあります。同じ薬でもメーカーによって味・デザインが違うものもありますので、今飲んでいるお薬で不満がある方はぜひ相談されてください。
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