残薬とは?
残薬とは飲み忘れた薬や、飲み残しの薬のことです。
薬をすべて飲み切る前に治った場合や、薬を服用したが下痢気味になったため飲むのをやめてしまったなど、
原因は患者様によって違います。
では、残った薬はどうしたらいいのか。これから説明します。
おくすり手帳で残薬をなくす
おくすり手帳には服用されている、また服用されていた薬の情報が記載されています。
残薬を記載していただければ薬局でも確認ができ、残薬分を調整できます。
おくすり手帳はいろいろな役割があって、残薬や飲み合わせの確認だけでなく
常時持参しておくと、災害時や急病の時も役に立ちます。
薬を残さないために
処方される薬は、飲む時間や期間が決められています。
その期間中に飲み終えてこそ効果が出るので、
調子が良くなったため自己判断で飲むのをやめてしまうと症状がぶり返すことがあります。
早く治すためにもお薬は正しく服用するようにしてください。
また、残ってしまった薬を次に同じ症状が出た場合に服用することは控えてください。
薬の使用期間が過ぎている可能性もあります。服用すると健康を損ねることにもなりかねません。
似たような症状でも異なる病気もあるため、残薬を飲まずに専門医の受診をうけてください。
★残薬について知りたいことや疑問がありましたら、
いつでもお気軽に薬剤師にお尋ねください★