歯と健康の関係について

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8020

8020(ハチマルニイマル)運動という取り組みはご存じですか?
厚生労働省や歯科医師会が推進する『80歳で20本以上自分の歯を保とう!』という運動です。
残存歯数が約20本あれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。

 

 

歯を失うリスク

その一方で、歯を失うと様々な問題が起きやすいと言われています。

認知症のリスク

人はものを噛むことで、脳に酸素や栄養が送られ脳細胞が活性化します。
正しく噛めなくなることで脳に刺激がいかず、弱って低下し、認知症になりやすいという話があります。

 

 

糖尿病のリスク

食品の選択肢が減り、好きなものが食べられなくなります。
軟らかいものばかりを食べるようになり、食事の栄養のバランスが乱れ、糖尿病などの生活習慣病を引き起こすリスクが高まります。

 

虫歯のリスク

噛む回数が減ることで唾液の分泌が減少します。
それによって口腔内の細菌が増えてしまい虫歯になりやすくなります。

 

 

以上のことから、お口の中だけでなく全身の健康状態に影響があらわれます。
歯磨きなど毎日の手入れと併せて、かかりつけの歯科医院に定期的に通い、健康的な歯を保つことが大切です。

 

将来の自分の健康寿命を伸ばしていけたらいいですね。

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